瑠璃工房

HOME> サンドブラスト > マスク

サンドブラストにおけるマスクの働き

マスクの役割

マスクはサンドブラストの砂から素材を守る。カバーした形がそのまま跡にあり彫刻されます。

マスクが彫刻の形を作るわけですから、より繊細な、より滑らかな形のマスクは彫刻する形にあらわれますので繊細な・滑らかな彫刻が出来るわけです。

だから、マスクは大切なんです

マスクに使える素材

マスクの種類はたくさんあります。いくつかマスクの特徴を記載しました

マスク 長所 短所
紫外線硬化プラスチック
  • 平面的な彫刻によく使われる
  • 精密なマスクが出来る
  • 機械的に作るので素人でも出来る
  • 値段が高い
  • 機械で作るけど経験が必要
  • 平面的な彫り方以外は難しい
  • 寿命が短い
塩化ビニルシート
  • 安価である
  • 入手しやすい
  • カットに機械が必要
  • 繊細なカットは難しい
ゴムシート
  • 石材彫刻には良く使われる
  • 手切りが基本
  • 丈夫
  • 入手は困難
  • 値段は高め
ビニルテープ
  • 入手しやすい
  • 安価
  • 幅が狭いので大きいマスクは困難
  • 熱で収縮しやすいので注意
  • カットは手切り

紫外線硬化プラスチック

ASAマスク・オーディルフィルム・ラピッド・ウルトラプロなどは紫外線硬化プラスチックに属します。
専用の紫外線照射をする機械が必要であり、かなり高価で50〜70万円します。

機械的に製作するので誰でも作れるのが魅力で、サンドブラストで商品を作っている多くのショップでは必ずあります。

露光機はサンドブラストの情報集ではあまり大きく取り上げられることはなくまた購入先や自作の話題も少ないのですが、シルクスクリーン印刷では自作の話も結構あるみたいです。探してみるよ良いです。

紫外線硬化プラスチックは紫外線露光機が必要

紫外線硬化プラスチックは紫外線を照射することで硬化し、マスクとなります。紫外線照射には露光機(製版プリンター)と呼ばれる機械が必要です。これはとても高価な上、入手は難しいですね。
露光機にはいくつかの必須機能があります。

露光機
  • 均一な照射
  • 真空密着機能
  • タイマー

均一な紫外線照射は当然の機能ですね。通常、4〜8本のランプが取り付けてありますので均一性についてはどのタイプの露光機でも問題はありません。露光機を自作する場合には注意が必要です。

タイマーは必須。秒単位でマスクの状態が変わる紫外線硬化樹脂です。神経質に思われるかもしれませんがタイマーさえついていれば安心です。もちろん手元にタイマーを置いても良いのですがわずかなロスが出ますのでタイマーのついたものをお勧めします。

もっとも重要なのは、真空機能です。露光精度上げるだけでなく、安定したマスクの製作が可能です。ただし、真空機能を設けた露光機はかなり少ないです。

紫外線硬化プラスチックならオーディルフィルム

紫外線硬化プラスチックならオーディルフィルムがおすすめ
他の紫外線硬化プラスチックより高価・寿命は短い欠点はありますが、何よりも性能の高さは郡を抜いてます。

オーディルフィルム

オーディルフィルムの取り扱いはかなり癖があります。特にフランチャイズの方や始めてサンドブラストをお考えの方は癖を理解できずに悩まれていることが多いです。

これまでの経験と思考錯誤で得た情報満載のオーディルフィルム完全マニュアル(10,000円税込)

オーディルの購入はこちらへ

※オーディルの切り売り・その他オーディル関連の販売を中止しました。理由は露光機の取り扱いができなくなったためです。オーディルフィルムの購入は泰西産業で取扱いがあります、お問い合わせください。

ビニルテープ・ゴムシート

ビニルテープ・ゴムシートはガラスエッチングでは、立体的な彫刻にとく使われています。立体的な彫刻は平面的な彫刻に比べ長時間砂をあてるので丈夫なマスクが必要です。ビニルテープ・ゴムシートは丈夫なので要求にぴったり。但し、カットは手切りが主流なのでカットに経験が必要です。

カットの経験以上に重要なことは、トレースダウン。マスクとしての正確さを求める場合にはいかにきれいにトレースダウン出来るかは大きな問題になります。また、ビニルテープではきれいにトレースダウンできてもカットしているうちに消えてしまう場合もあります。

サンドブラスト用のマスクとしては耐ブラスト性が他のマスクに比べて高いですが、経験が必要になるのでお勧めはしません。

ページトップ